重希土類

磁石プロの視点

希土類(レアアース)の需給動向-3(新規希土類鉱床と鉱山の開発)

中国が鉱石採掘から分離・精製、合金化、ネオジム磁石などのレアアース製品の製造までのサプライチェーンの80%以上を占有している中で、中国以外の国でのレアアース採掘を増やすこと、あるいは新規鉱床・鉱山の開発、稼働が急がれています。
磁石プロの視点

希土類(レアアース)の需給動向-2(中重希土鉱床と鉱山)

中重希土類は耐熱性の高いサマリウムコバルト磁石やネオジム磁石の耐熱性を上げるために欠かせない資源となっていますが、現在中重希土類が豊富に含有されている鉱床は中国の南部に偏在していて、中国以外の国での中重希土類の生産量増加は、簡単には行かない状況です。
磁石プロの視点

希土類(レアアース)の需給動向-1(希土類のサプライチェーン)

鉱石採掘から希土類磁石製造までのサプライチェーン全体を、その技術を含めてほぼ中国が支配していることが明確になり、さらに、短期間で新たに世界的なサプライチェーンを構築することは極めて困難であることが分かりました。
磁石プロの視点

レアアース(希土類)鉱石の種類と世界分布

今後は、中国以外でのレアアース鉱石の採掘を増やすことと分離精製設備の増強を図ること、ネオジム磁石のヘビーレアアース(重希土類)含有を無くすことなどがレアアース問題に対する世界の大きな流れになると考えられます。
磁石プロの視点

ウクライナのレアアース

鉱床の規模、埋蔵量、分離・精製技術などから、ウクライナのレアアースが世界のレアアース資源問題や中国のレアアース規制問題を短時間で解決できることはなさそうです。
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