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75.中Br・中Hcj磁石の形状と不可逆減磁

SH材質は、200℃ではパーミアンス係数が2.0では問題なさそうだが、1.0では7%ほどの不可逆減磁を起こしている。パーミアンス係数が0.5では200℃の使用は無理だが、150℃では5%程度であるから大きな不可逆減磁の心配はない。
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76.低Br・高Hcj磁石の減磁曲線と不可逆減磁

これはHcjがかなり大きなNeo38EH材の減磁曲線です。 EH材質は、どちらかといいますと高温使用対策用であり、200℃~250℃までの温度上昇でも大きな不可逆減磁が起きない材質として使われています。
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77.低Br・高Hcj磁石の形状と不可逆減磁

EH材質は、不可逆減磁率が10%以内であれば容認するとして、パーミアンス係数が0.5以上であれば250℃使用は問題ないといえる。わずかでも不可逆減磁を避けたい場合は、使用予定最高温度での熱からしを推奨する。
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78. ネオジム磁石の着磁率と不可逆減磁

ネオジム磁石は着磁が不十分だと初期の磁気特性値が低下するだけではなく、減磁曲線の角型性も低下する場合が多いため、温度が戻っても動作点の戻りが極端に悪くなり、熱による不可逆減磁が大きくなる。
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59.永久磁石の形状と表面磁束密度・空間磁束密度

このグラフは横軸に磁石の厚みまたは高さ、縦軸に磁束密度をとって、ネオジム磁石N50の鉄板と磁石のギャップ距離X=0の「表面磁束密度」およびギャップ距離X=5mmの場合の「空間磁束密度」と「パーミアンス係数」との関係を示したものです。
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60.永久磁石の形状と鉄板の吸着力(吸引力)

磁石の磁化方向の厚み・高さが大きいほど吸引力は大きくなりますが、ある大きさ以上になりますと吸引力の増加は期待できなくなるということを意味しています。
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61.永久磁石のギャップ距離と空間磁束密度

このページでは、磁石からの「ギャップ距離」に応じて「空間磁束密度」がどのように変化するかをみてみましょう。 サンプル磁石はパーミアンス係数が2の角形・長方形のネオジム磁石です。
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62.永久磁石のギャップ距離と吸引力

単体磁石と鉄板、バックヨーク付磁石と鉄板、NS向い合せた磁石と磁石の3種類の組み合わせについてその「吸引力」を調べてみました。サンプルはネオジム磁石の角形・長方形を選んでみました。データはすべてモレ磁束ゼロを仮定した近似計算によるものです。
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63.永久磁石の表面・空間磁束密度の近似式(1)         

これらの式は磁石単体についての「磁束密度近似計算式」です。条件としては、磁極面のほぼ中央から垂直方向つまり磁化方向での磁束密度となります。また、リング型磁石は内径穴の中心軸上についての計算です。
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64.永久磁石の表面・空間磁束密度の近似式(2)

左上の図は磁石の片面が鉄板などの磁性体についている場合、あるいは鉄板などのバックヨークを付けた場合の計算方法です。ただし、鉄板、「バックヨーク」は磁気飽和しない厚みを必要とします。
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