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89.お薦めの図書&セミナーのおわりに

永久磁石、ネオジム磁石に関する図書は数多くありますが、ここに上げたものはネオマグが推奨する図書一覧です。専門書としてはネオジム磁石発明者の佐川博士や希土類磁石の発展に尽くされた故浜野博士の著書が特に際立っているのではないかと思いますが
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79.永久磁石に使われるレアアース(希土類)

これは元素の周期律表ですが、サマリウムコバルト磁石やネオジム磁石は希土類磁石、レアアースマグネットなどと呼ばれていますようにランタノイド族の希土類金属・レアアースが使われています。
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80. 世界の国別レアアース埋蔵量と生産量

<レアアースの埋蔵量・生産量>ネオジム、ジスプロシウム、サマリウムなどの希土類元素は酸化物やフッ化物の形で希土類鉱石の中に複数種含有されている。この中で最も希土類の埋蔵量が多い国は世界の約36%を占める中国で次にブラジル、ベトナム、ロシア...
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81. ネオジム磁石の保磁力とDy含有量

次図は標準的なネオジム磁石について、保磁力Hcj、エネルギー積BHmaxの関係と、各磁気特性の磁石がどのような用途に使われているか、またそれらの磁石にどれくらい「ジスプロシウムDy」が含まれているかをあらわしている(但し、「テルビウムTb」を代用する場合もある)。
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82. Dy含有量を減らす(1)-結晶の微細化と低酸素化技術-

国内各メーカーはネオジム磁石のHcjを低下させることなく、いかにジスプロシウムDyの含有量を減らせるかを考えてきた。その方法のひとつとして焼結体の結晶粒を微細化するとHcjが増大することに着目して技術開発を行った。
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83. Dy含有量を減らす(2)-Dy粒界拡散磁石-

ネオジム焼結磁石の逆磁区の発生し易い粒界近傍に異方性磁場HAを高めるジスプロシウムを集中させ、主相は低ジスプロシウム組成にして高Brにする技術・「Dy粒界拡散法」が実用化されている。
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84. Dy粒界拡散磁石の応用-保磁力分布磁石

次図は前ページの粒界拡散磁石の応用技術を紹介したもので、信越化学工業が発表している。磁石の一部をジスプロシウムの濃度を高めた「塗布型の粒界拡散磁石」になる。
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85.Dy含有量を減らす(3)-熱間加工磁石-

超急冷法によって作られたネオジム・鉄・ボロン(NdFeB)粉末をホットプレスしたのち、高度な熱間加工により成形して異方性磁石にする製法が「熱間(押出し)加工」であり、大同特殊鋼(ダイドー電子)がこの製法を開発した。
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86.NdおよびDy含有量を減らす –省ネオジム耐熱磁石–

トヨタ自動車は、「高耐熱ネオジム磁石に必要な重希土類のテルビウムやジスプロシウムを使わないだけでなく、ネオジムの一部を、希土類の中でも安価で豊富なランタン(La)とセリウム(Ce)に置き換えることでネオジム使用量も削減した」新開発磁石を発表した。
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87. 期待される新規ネオジム磁石化合物

ハイブリッド自動車の駆動モーターとして使われているネオジム磁石よりも少ないレアアースで、同等以上の優れた磁気特性を持つ新規磁石化合物 NdFe12Nxの合成に、物質・材料研究機構の宝野和博フェローのグループが成功した。
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