大昔の永久磁石 02.永久磁石の起源(1)-西欧 西欧では紀元前600年頃、ギリシアのマグネシア地方に天然の磁鉄鉱(Fe3O4)・マグネタイトが産出し、この鉱石が羊飼いの鉄の杖や、他の鉄製品を引き付けたりしたので、この地方の地名にちなんで“マグネス”と呼ばれ、それが長い間に“マグネット”に変わったと言われています。 2022.10.06 大昔の永久磁石NeoMagセミナー
大昔の永久磁石 03.永久磁石の起源(2)-中国 中国の古文書「呂氏春秋」によると、西欧のマグネットと同じ頃、すでに中国でもこのような鉱石が当時の慈州にあり、且つ母親の二つの乳房のように慈愛深く乳児をひきつけることから“慈石”と書かれていました。二つの乳房はもちろんN極、S極のことです。 2022.10.30 大昔の永久磁石NeoMagセミナー
大昔の永久磁石 04.羅針盤の進化と大航海時代 中国、宋の時代(1100年~1600年)になりますと、磁石は磁鉄鉱を細く薄く加工して作られるようになり、火薬、印刷技術と並ぶ中国三大発明の“羅針盤”の登場となりました。 2022.10.31 大昔の永久磁石NeoMagセミナー