磁石プロの視点 新しい永久磁石を作る先端粉末冶金技術の開発 現行ネオジム磁石を超えるためには既存プロセスはすでに限界に達しています。これまでにない高保磁力化には、粉砕法では得られない超微細かつ球状の原料粉末が必要です。つまり、ポストネオジム磁石創製のカギは「新たな粉末冶金技術の創製」にあります。 2024.11.28 磁石プロの視点
磁石プロの視点 スピントロニクスを用いた新素子・スピンメモリスタ TDK株式会社(社長:齋藤 昇)は、10月2日、スピントロニクス技術を用いた超低消費電力のニューロモルフィック素子、スピンメモリスタを開発したことを発表しました。 2024.11.15 磁石プロの視点
磁石プロの視点 ネオジム磁石を超える新しい磁石をつくる 「サマリウム-鉄-窒素磁石(Sm2Fe17N3)」はネオジム磁石の3倍以上の保磁力を発現する潜在力があることから、ポストネオジム磁石の有力候補です。当グループでは、独自の粉末冶金技術を活用・開発し、これら次世代磁石の実現を目指しています。 2024.11.05 磁石プロの視点
磁石プロの視点 強力な太陽フレア発生、磁気嵐で地球磁場も混乱か 低緯度のオーロラや通信障害も (CNN) 米アラバマ州やカリフォルニア州北部では10日夜、強力な太陽フレアやコロナ質量放出の影響で、色鮮やかなオーロラが観測される可能性がある。米国立気象局の宇宙予報センターが明らかにした。通信や送電網、人工衛星の運用に支障が出る可能性もあるという。 2024.10.28 磁石プロの視点
磁石プロの視点 強磁性窒化鉄系ボンド磁石を開発 この磁石は、「レアアースを全く含まない強磁性窒化鉄の活用」、および「ネオジム採掘時の副産物であるサマリウムの有効活用」という特徴を有します。従来のネオジム磁石と同等の性能を維持しながら継続的な生産が可能で、資源リスクの低減と持続可能なサプライチェーン構築に寄与します。 2024.10.21 磁石プロの視点
磁石プロの視点 世界最高性能の超伝導永久磁石開発に成功 東京農工大学、九州大学、ロンドン大学のグループは人工知能(AI)の手法の1つである機械学習を合成プロセスに活用することで、世界最高の磁力を持つ「鉄系高温超伝導体の永久磁石」を開発、テスラクラスの強力磁場を安定保持することに初めて成功しました。 2024.10.07 磁石プロの視点
磁石プロの視点 高性能サマリウム磁石を開発 日本特殊陶業と産業技術総合研究所(産総研)は9月10日、かねてより「ネオジム磁石の代替磁石」として有望視されている「サマリウム-鉄-窒素(Sm2Fe17N3)系焼結磁石」(サマリウム磁石)を高性能化できる技術を開発したと共同で発表しました。 2024.09.24 磁石プロの視点
磁石プロの視点 フェライト磁石を使ったEVモーター プロテリアルは電気自動車(EV)やハイブリッド自動車(HEV)など電動車の駆動用を想定したフェライト磁石を使ったモーターを試作し、最高出力として約100kWを得られることを確認しました。 2024.09.16 磁石プロの視点
磁石プロの視点 日米豪のレアアース中国離脱作戦 日本はネオジム磁石の主原料である「レアアース(希土類)」を中国以外の国の権益を拡大しようと懸命になっています。また、米国、豪州は自国のレアアース採掘、分離・抽出を拡大して、やはり中国依存の状況から脱出しようとしています。 2024.09.08 磁石プロの視点
磁石プロの視点 激化する「産業のビタミン・レアメタル」争奪戦 脱炭素化と経済成長を両立するための、ニッケル、コバルト、レアアースなど重要鉱物・レアメタルの争奪戦が激化しています。電気自動車(EV)や再生可能エネルギーの普及に不可欠であり世界的に需要が高まる一方、産出国に偏りがあって安定的な供給が懸念されるためです。 2024.09.01 磁石プロの視点