磁石プロの視点 ウクライナのレアアース 鉱床の規模、埋蔵量、分離・精製技術などから、ウクライナのレアアースが世界のレアアース資源問題や中国のレアアース規制問題を短時間で解決できることはなさそうです。 2025.05.13 磁石プロの視点
磁石プロの視点 粉末コーティング技術の開発 乾式薄膜技術を用いて粉末の表面に異種材料のナノ被膜をコーティングする技術の研究開発であり、Sm2Fe17N3焼結磁石の実現やネオジム焼結磁石の性能向上に寄与することを狙いとする。 2025.04.30 磁石プロの視点
磁石プロの視点 次世代の熱アシスト記録(HAMR)技術でHDD記録容量が100TBの時代へ 熱アシスト記録技術(HAMR)は、レーザー光の熱によって記録面の保磁力を一時的に下げて書き込みを容易にする技術です。この技術により、将来は100TBの3.5インチHDDも登場するでしょう。 2025.04.10 磁石プロの視点
磁石プロの視点 低酸素微粉砕技術の開発 本研究開発は、ポストネオジム磁石であるSm2Fe17N3焼結磁石の実用化を目指すだけではなく、ネオジム焼結磁石の高性能化や低コスト化にも貢献できることになると思われます。 2025.03.31 磁石プロの視点
磁石プロの視点 希土類元素置換で酸化鉄(黒さび)の磁化増大に成功 ―ありふれた磁石の性能向上のためのデザイン則を実証― 磁石の強さの基本性能であるマグネタイトFe3O4のにユーロピウムEuを添加して飽和磁化Jsを増大させたことに大きな意義があり、従来のマグネタイトFe3O4の磁気性能では困難であった分野での応用研究が進展することになると思われます。 2025.03.17 磁石プロの視点
磁石プロの視点 南鳥島沖でのレアアース生産計画-2 地球深部探査船「ちきゅう」を用い、2022 年度末までに深海に賦存するレアアース泥を、世界に先駆けて連続的に採泥・揚泥する技術の確立に貢献する。 2025.03.03 磁石プロの視点
磁石プロの視点 光と磁石が強く結合して量子コンピュータを室温で操作できる可能性も 東北大学と京都工芸繊維大学、京都大学、理化学研究所の研究グループは2025年2月、磁性メタ原子をカイラルメタ原子に挿入して作成した人工構造物質(メタマテリアル)「磁気カイラルメタ分子」が、室温で極めて強く結合したマグノンポラリトンになることを確認したと発表した。 2025.02.19 磁石プロの視点
磁石プロの視点 白金混合で磁性体の光磁気トルクが従来比約5倍に増強・光を用いたスピンメモリやストレージ技術の開発加速に期待 金属磁性体であるコバルトに白金を混合した合金ナノ薄膜の円偏光によって発生する光磁気トルクを観測したところ、白金を混合しないコバルトナノ薄膜に比較して約5倍大きな光磁気トルクが発生することを見出しました。 2025.02.05 磁石プロの視点
磁石プロの視点 南鳥島沖でのレアアース生産計画-1 2023年12月に、内閣府総合海洋政策推進事務局により、「海洋開発重点戦略に係る重要ミッション(案)」があらためて提出され、その中のミッションで「2028年以降から南鳥島沖でのレアアース泥の採取」を実現することとしています。 2025.01.24 磁石プロの視点
磁石プロの視点 レアアースを使わない「炭素磁石」の合成に成功 京都大などの研究チームは、炭素を素材に用いた磁石を作ることに成功しました。この成果は軽量・低コストで高性能の炭素磁石実用化に向けた一歩になるということです。論文は9日、英科学誌ネイチャーに掲載されました。 2025.01.14 磁石プロの視点