52.ネオジム磁石の各種表面処理とPCT加速試験

＜PCT加速試験の結果＞
これは前ページと同じ形状のリング型ネオジム磁石についての各表面処理の違いによるＰＣＴ加速試験のデータ例である。この加速試験での24時間は前ページの恒温恒湿試験と同じ東京の年平均温度15℃、平均湿度65%では約20年に相当する。この試験でも電気ニッケルめっきは20年で1％程度の磁束密度の劣化で済むことになる。

これは前ページと同じ形状の比較的厚みが薄いリング型ネオジム磁石についての各表面処理の違いによる「ＰＣＴ加速試験（Pressure Cooker Test）」のデータ例です。
この加速試験での24時間は前ページの恒温恒湿試験と同じ東京の年平均温度15℃、平均湿度65%では約20年に相当します。この試験でも電気ニッケルめっきは20年で1％程度の磁束密度の劣化で済むことになります。