<磁石の表面・空間磁束密度近似式>
円柱型、角柱型、リング型磁石の一般的な近似式。各形状ともに磁極面中心部分または中心位置からの延長線上の磁束密度を算出する。
これらの式は磁石単体についての「磁束密度近似計算式」です。
条件としては、磁極面のほぼ中央から垂直方向つまり磁化方向での磁束密度となります。
また、リング型磁石は内径穴の中心軸上についての計算です。
計算が必要な磁石の材質の残留磁束密度Br値が分かれば比較的簡単に「表面磁束密度」・「空間磁束密度」が近似計算できます。ある程度の誤差はありますが、おおよその磁束密度を知りたい場合は大変役に立ちます。
弊社のホームページでの近似計算は、これらの式をもう少し実測値に近くなるようにアレンジしています。なお、今のところ中心軸からずれた位置、オフセットした位置での簡単な計算式はみたことがありませんので、「有限要素法」などの「磁場解析ソフト」を使わざるをえないかもしれません。
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