51.ネオジム磁石の各種表面処理と恒温恒湿加速試験

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<恒温恒湿加速試験の結果>
リング型のネオジム磁石についての、温度80℃、湿度90%の「恒温恒湿加速試験」のデータ例では、「電気ニッケルめっき」が最も良好な結果となった。

リング(円筒)型ネオジム磁石の表面処理と恒温恒湿試験

これは比較的厚みが薄いリング型のネオジム磁石についての、温度80℃、湿度90%の「恒温恒湿試験」のデータ例です。表面処理方法の違いによって、耐候性能が異なることがわかります。
「電気ニッケルめっき」が最も良好な結果となっています。

なおこの加速試験500時間は東京の年平均温度15℃、平均湿度65%では約20年に相当しますので、電気ニッケルめっきは通常環境では20年で1%程度の磁束密度の劣化で済むことになります。

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