<各種表面処理方法>
ネオジム磁石の表面処理(防錆処理)は、下図のように種々の方法がある。
最も広く使われている方法は「銅+ニッケルの二層電気めっき」または「ニッケル+銅+ニッケルの三層電気めっき」である。ただし、IPMモーターなどの磁石埋め込み型の磁気回路では、「ガラスコート」などの「簡易コート」を使うこともある。
現在の量産磁石の多くは、「銅+ニッケルの二層電気めっき」または「ニッケル+銅+ニッケルの三層電気めっき」になっています。しかし、温度や湿度に対して使用環境が比較的良好な場合は「アルミコート」や「無機ガラスコート」、各種「樹脂塗装」なども行われています。なお、最近の産機モーターやハイブリッド自動車用、電気自動車用モーターなどの「IPMモーター」は磁石埋め込みタイプですので、ガラスコートなどの「簡易表面処理」が多いようです。
コメント