<ネオジム磁石の表面処理>
ネオジム磁石は加工したままでは錆びやすいので、ほとんどは「防錆」としての「めっき」などの「表面処理」を施すことが必要になる。
ネオジム磁石の成分である、ネオジムなどの希土類金属は酸化しやすい、つまり錆びやすいため、磁石形状や使用される環境によってその度合いは異なりますが、そのままでは、空気中の水分や酸性のチリなどにより錆が発生します。また、この図のように「錆びによる腐食」はネオジム成分の多い結晶の境界に沿って進行しやすく、場合によっては結晶の脱落や磁石全体の崩壊を起こします。したがって、ネオジム磁石のほとんどは「防錆」としての「表面処理」を施すことが必要になります。
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