35.ネオジム磁石の成形工程(CIP・RIP)

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<ネオジム磁石の成形工程(CIP・RIP)>
大きな成形ブロックは、大きな成形圧力が必要なため、成形機によっては成形密度が不足する場合がある。そのような場合は、この図のように、再度圧縮成形を加える。この成形工程では磁場は加えない。代表的な成形法には「CIP」と「RIP」がある。

      CIP(静水圧成形)          RIP(ラバー静水圧成形)

直交磁場成形法で成形されたような大きな成形ブロックは、大きな成形圧力が必要なため、成形機によっては成形密度が不足している場合があります。そのような場合は、この図のように、再度圧縮成形を加えます。この成形工程では磁場は加えません。

左の図は「CIP(Cold Isostatic Pressing)法」といって、ゴム型や真空包装された成形体ブロックを油のなかで四方八方から圧縮する「冷間静水圧成形」で圧縮して密度を高くします。

右の図は「RIP(Rubber Isostatic Pressing)法」といって、大きなゴム型の中に成形体を入れて、直接ゴム型を圧縮成形して、静水圧成形と同様な効果を得る方法です。

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